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知っていますか。絶滅の危機にあるネコ科動物

2015年12月2日 投稿

ライオンやトラなど野生のネコ科動物の多くは、環境破壊や密猟などによって絶滅のおそれにあるといわれています。守りたいネコ科の仲間たちを紹介します。

日本の絶滅危惧種「ツシマヤマネコ」

長崎県対馬のみに生息する「ツシマヤマネコ」。特徴は、足が短くて胴長で、耳の裏に白い斑紋(虎耳)があること。生息数は70〜100頭ほどといわれ、絶滅が心配されています。国内希少動物種に指定され、絶滅危惧種IA類(環境省レッドリスト:現存種の中で最も絶滅のおそれが高い)。 現在は、国内の動物園の協力を得て、飼育・繁殖に取り組んでいます。

出典:九十九島動植物園 森きらら| Facebook
(画像をクリックすると動画ページにジャンプします。)

「九十九島動植物園 森きらら」で生まれたツシマヤマネコの子ども。ハエを追いかけるしぐさがかわいいです。

沖縄県西表島の「イリオモテヤマネコ」

沖縄県西表島にしかいない「イリオモテヤマネコ」は、「ツシマヤマネコ」と同様、絶滅危惧種IA類。生息数は2008年の調査では約100頭で、減少傾向にあるといわれます。

イリオモテヤマネコの特徴です。イエネコとは雰囲気も違いますね。

正確な個体数もわからない「ウンピョウ」

美しい雲形の斑紋が「雲豹」という名前の由来。この美しい毛皮を人間に狙われ、数が減ったといわれています。また、野生のものは生息数なども正確にはわかっていないそうです。木登りが上手で、リスや小鳥などの小動物を仕留めるのが得意といわれます。

準絶滅危惧種「マヌルネコ」

頭が平べったく、全体的に丸くてずんぐり、毛が長くてモフモフした「マヌルネコ」。「マヌル」とはモンゴルの言葉で「小さなヤマネコ」の意味だとか。中央アジアから中国西部の岩石地などに生息しています。準絶滅危惧種に指定されていますが、保護される前は狩猟の対象になっていました。

出典:東京上野動物園
(画像をクリックすると動画ページにジャンプします。※動画を見るにはAdobe Flash Playerが必要です。)

マヌルネコは、埼玉県こども動物自然公園、東京上野動物園、名古屋市東山動植物園、神戸市立王子動物園にいます。動画は東京上野動物園のマヌルネコ。

絶滅を防ぐためのWWFの活動

出典:WWF
自動調査カメラがとらえたスマトラトラの子どもたち。3頭が枯れ葉で遊んでいます。
ネコ科動物の多くが、今、絶滅の危機にあります。中でもトラは、100年間で97%が減少、すでに3亜種が絶滅してしまいました。

WWFジャパン

世界約100カ国で活動している環境保護団体「WWF( World Wide Fund for Nature:世界自然保護基金)」。野生のネコ科動物の絶滅を防ぐための活動にも取り組み続けています。
例えば、スマトラ島のみに生息する「スマトラトラ」の場合、薬の原料とされる骨をねらった密猟などにより数が減少しました。WWFではインドネシア政府と密猟のパトロールを実施したり、違法な森林伐採を防ぐための取り組みも実施しています。
「アムールヒョウ」の場合は、WWFの働きかけでロシア政府が保護区「ヒョウの森国立公園」を設立・拡大。2007年に約30頭だった生息数が、2年後に約50頭まで回復しました。
こうしたネコ科動物の保護の取り組みなどWWFの活動は寄付金によって支えられています。

出典:WWF | YouTube
野生のアムールヒョウの親子の姿。親ヒョウの後を追う子どもの姿が見られます。
出典:WWF | YouTube
野生のウンピョウの姿。

みんな大切な仲間にゃ!